2019年は台風の被害が全国各地に出ていますよね。
そんな中、11月5日の午後9時に南シナ海で、台風24号(ナクリー)が発生しました。
午後9時の中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sです。
台風24号は今後、南シナ海にしばらく停滞したあと、進路を西よりに変える予想なので日本には影響する可能性は低そうです。
台風といえば、いつも気になるのは進路と勢力、そして名前も気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なので「台風24号2019のナクリーの名前の由来や意味は?進路予想も!」と題して24号のナクリーの名前の由来や意味についてと進路予想についてお伝えしていきます。
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台風24号ナクリーの名前の由来や意味は?
台風には、いつも名前が付けられていますが今回の台風24号には「ナクリー」と名付けられています。
この「ナクリー」は、カンボジアが用意した名前で、意味はナクリーという花の名前に由来しています。
ナクリーという花は、日本でも見かけることがある夜香木に由来する花です。
夜香木は、英名で「ナイトジャスミン」と呼ばれていてナス科に属しています。
夜香木は、夜8時ころから花が咲くとりんごのような甘い香りを放ち、香水やアロマオイルに活用されたりします。
台風の名前の決め方って?
今回の台風24号も含めて、台風が発生した時って必ず名前が付きますよね。
あの台風の名前は、どうやって決めているんでしょうか?
気象庁のホームページによると、以前はアメリカが英語名(人名)を付けていたそうです。
しかし平成12年からは、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)が決めています。
14ヶ国
アメリカ合衆国・日本・中国・香港・韓国・フィリピン・タイ・カンボジア・マレーシア・マカオ・北朝鮮・シンガポール・ラオス・ベトナム
加盟国などは、名前をあらかじめ140個用意しています。
そして、平成12年の台風第1号のカンボジアで象を意味する「ダムレイ」から始まり以後発生順に順番に名前を付けています。
だいたい1年間の台風発生数が25個程度なので、約5年間くらいで台風の名前が一巡します。
こうして、台風の名前は繰り返し使われていますが、大きな災害をもたらした台風については、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあるそうです。
個人的には、名前を付ける必要があるのかなとも思いますが。(笑)
140個の名前を詳しく見たい方は、気象庁のホームページで見ることができます。
台風24号(ナクリー)の今後の進路予想は?
11月5日(火)午後9時、南シナ海で台風24号が発生しました。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、ゆっくりとした速さで東に進んでいます。
台風は今後、次第に進路を西寄りに変えて、ベトナム方面へ進む見通しとなっています。 pic.twitter.com/VIXzkl8lyM
台風24号(ナクリー)は、5日午後9時現在では南シナ海から東にゆっくり動いています。
中心気圧は998hPaで、中心付近の最大風速は18m/sです。
この台風24号は、今後ゆっくり南シナ海を西寄りに進みベトナム方面に進む見込みです。
なので、日本に接近する可能性はゼロに等しいです。
もう11月ですので、基本的には台風が発生しても、日本には来なさそうですよね。
まとめ
「台風24号2019のナクリーの名前の由来や意味は?進路予想も!」についてお伝えしました。
台風24号のナクリーの意味は、カンボジアの花の名前で、日本でいう夜香木でした。
台風の名前の決め方は、台風委員会が用意している140個を順番に名付けているのにはびっくりしました。
常に違う名前がついているわけではないんですね!
進路については、日本には影響なさそうなので、一安心ですね!!
というわけで今回は以上となります。
最後までご覧頂きありがとうございました。